アメリカ人学生と"Success" とは何かを、考えてみた。

 

みなさん、こんにちは、

 

アメリカの大学では、

勉強以外に考え方、価値観(リーダーシップやSocial Justiceなど) がすごく重要視されていて、それらに関するイベントや話し合う機会が多いです。

前に参加した考え方に関するイベント「”サクセス”の定義、測り方、そして達成するためにはどうしたらいいのか」で新しい考え方に触れ、良い学びになったのでそれを今回は書いていきたいと思います。

 

参加したのは15人ほどの生徒。

3人の小さなグループに分かれて質問に対してお互いの意見を交換という形式でした。

私はAbhaちゃんと Nick君と同じグループでした。

(これからの表記:Aちゃん、N君)

 

まずは、

What does Success mean to you?あなたにとっての成功ってどういう意味?

 

成功について深く考えたこともなく、考えもまとまらない。あぁ、どうしよう。
戸惑いながらなんだろうと考え、そして3人で意見交換。成功の考え方が違いがありました。

 

私:私にとって成功とは自分のやりがいを見つけ、それに関する仕事をやること。

 

Aちゃん:私は自分の好きな仕事をやること。他人が私の仕事を聞いて成功しているねって伝えても私本人がその仕事が好きじゃなかったら、それは本当の意味で成功ではないと思う。だからこそ社会や周りが定義する成功している人、そうではない人に耳を傾けないように意識する必要があると思う。そして義務というのを考えないこと。私自身がやりたいことをしている方が私の家族や友人は誇らしく思うと思うから。

 

N君:僕は成功とは仕事よりも、自身の生き方だと思っているんだ。成功とは自分がこういう人になりたいと思う自分になること。つまり自分の好きな、なりたいなっていう生き方を生きること。 僕の場合は素直な、自信があり、そして影響力のある人間になりたいんだ。だからこそ1日、1日自分がこうなりたいって思う理想像を意識して行動をするようにしているんだ。

 

私の成功についての意見がなさすぎて、2人の意見が深いなぁ深いなぁと圧倒されていた。(2人ともまだ大学1回生ですよ。意見の深みがすごい。)成功の定義って人それぞれあるんだなぁという学びがあり、このイベント後から私にとっての成功って何だろうと考えるようになった。なんだろう、簡単に成功といえば仕事という、成功=仕事というイメージがあったので、N君の意見はすごく新しい価値観で、価値観の幅が広がった。

 

次の質問、

How you achieve your success? 成功を掴むためには何をする?

これはみんな似たような意見でした。

共通していたのは、目標を立てること。

 

私は目標の大切さは、モチベーションが上がること。目標があることで自分が何に向かって行動しているのかが分かり、1日1日がもっと充実した過ごし方ができるから。

 

Aちゃんは、大きな目標と、小さな目標をそれぞれ立て自分が今どこの位置レベルにいるのかを分かるようにしている。Aちゃんは、大学4年間の半年ずつに達成したい目標と、そしてその目標を達成するための毎月の小さい目標をエクセルで作成したそうだ。

 

N君の意見は目標を立てることでチャンスを逃さなくなる。例えば僕は色んな人と関わって、多文化を理解することが1つの目標としてある。なのに同じ人ばっかとしか関わっていない。そういうときに自分で目標があると、自分の行動が客観的に見ることができ、じゃあどう行動を変えたらいいのかと、気づくことが出来る。そして目標の大切さは、目標がないと、自分の向かっている先を忘れて、気づかない内にたくさんの機会を逃している可能性があるということ。さっきの例で言うと、大学内にはたくさんの留学学生がいるという素晴らしい環境なのにその環境を全然活かしきれていない自分にも気づくのが遅くなってしまう。

 

この下線部の言葉は自分にとって、心にぐさってきました。自分の行動を見つめ直された考え方でした。自分の目標を意識し意思決定しようと思いました。

 

1時間ほどのワークショップでしたが、自分の人生は自分で作るもので、そしてそれをどんなのにするのかも自分の考え方が大事だということを学び、最終的にモチベーションが上がったいいイベントでした。

 

今回は2人との意見でしたが、

ほかの人の”Success”はどういうものか気になりますね。

 

では。